Plan of the soul 魂のブループリント

リセプション(レシーブ、ディスポジターなど)

2022/08/12
西洋占星術の基礎 0
リセプション
伝統占星術で、リセプションというとても重要な概念があります。

モダン占星術でもミュータル・リセプションが使われていますが、これはリセプションの一部です。

とてもややこしい概念なので、何度も練習が必要になってくるのですが(私だけ?w)、自分のネイタルを使って説明してみたいと思います。

リセプション

金星が♏のサインに入っていますが、♏のルーラー(ロード)は火星です。火星は自分の領域(サイン)に入ったお客様の金星を丁重におもてなし、します。この状態を火星が金星をレシーブする、と占星術ではいいます。

レシーブする火星はディスポジター、レシーブされている金星はディスポジションです。

伝統占星術では、様々な惑星が1つのサインを層になって支えています。プレートと呼ばれています。

♏のサインでは、イグザルテーションの惑星はないのですが、トリプルシティ、ターム、フェイスでそれぞれの惑星が、訪れた惑星を歓迎しています。♏のサインではトリプリシティも火星です。ターム、フェイスと呼ばれる場所はレッサーディグニティ(力が弱い)となり、2つ以上の同じ惑星があれば、歓迎できる力を持つことが出来ます。

2ハウスでロードである火星が金星(私)を力強くレシーブしているので、私のネイタル(人生)では、生活に困らないとホロスコープでは出ています。

火星は7ハウスのロードでもあるので、伴侶さんに力強くサポートされている、と言ってもいいかもしれません。

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 エル
Admin:  エル
天秤座、夜明け前の生まれです。

18世紀頃まで、ホロスコープは四角形で描かれていたそうです。

自分のMCサビアンが『A man before a square with a manuscript scroll before him.』
(一人の男が巻物を手に四角形の前にいる)
ルディア氏はこの四角形を曼荼羅と訳しましたが、もしかしてホロスコープのことだったのかもしれません。

Kuni.Kawachiさんの元で伝統占星術を勉強中。
西洋占星術の基礎