Plan of the soul 魂のブループリント

アンティッションの見方、探し方

2022/02/11
西洋占星術の基礎 0
夕方5時過ぎているのに、まだ外は明るいです。随分日が長くなったな~と思います。

伝統占星術では、アンテイッションという概念があります。昼の長さが同じ場所で、まるでそこに惑星が存在するかのような作用をおよぼす概念です。

最近のチャートなのですが↓

チャート・フォー・ナウ(2月7日)


まさにお日様が沈む寸前ですね。

2月7日(水瓶座)と、昼の長さが同じところがあります。

それは蠍座にあるんですが、太陽が11度29分の位置にある場所が、それにあたります。

アンテイッション1

アンテイッションの場所がどこなのかは、春分の日と秋分の日のラインを基準にします。

アンテイッション2

アンティッションは、春分-秋分ラインと平行している場所を探します。太陽が天秤座29度41分の位置にあるとすれば、アンテイッションの位置は魚座0度19分です。月は山羊座の8.16にあるので、アンティッションの場所は射手座21.44です。

牡羊座 ー 乙女座
牡牛座 ー 獅子座
双子座 ー 蟹座
天秤座 ー 魚座
蠍座  ー 水瓶座
射手座 ー 山羊座

上記のサイン同士が、それぞれのアンティッションの位置になります。射手座に天体があれば、アンティッションは山羊座になります。

これは、自分のネイタルの金星と土星なのですが、それぞれコンジャクションしています。↓

アンテイッション

薄いグレーで描かれている場所がアンティッション、昼の時間が同じ場所です。5ハウスは子供のハウスなので、この土星は子供を表しているのかな、と思います。もしかして、過去世でも一緒だったのかもしれません(残念ながら、チャートではそこまで見ることは出来ないのですが)。

土星には抑制する、という意味がありますが、そこまで深読みしなくても、Kuni先生は『仲良しということでいいのではないでしょうか』とおっしゃっていました。ま、確かにそれでいいのかもしれませんね(*^^*)

アンティッションの位置に惑星があれば、実際にはそこに天体がないのにコンジャクションとして作用します。不思議な概念ですが、ホラリーでは、しっかり作用するみたいです。

*参考図書
  『愛のホラリー』Kuni.Kawachi(著)
         





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 エル
Admin:  エル
天秤座、夜明け前の生まれです。

18世紀頃まで、ホロスコープは四角形で描かれていたそうです。

自分のMCサビアンが『A man before a square with a manuscript scroll before him.』
(一人の男が巻物を手に四角形の前にいる)
ルディア氏はこの四角形を曼荼羅と訳しましたが、もしかしてホロスコープのことだったのかもしれません。

Kuni.Kawachiさんの元で伝統占星術を勉強中。
西洋占星術の基礎