Plan of the soul 魂のブループリント

7つの惑星のそれぞれの受け持ちハウスと月と太陽がジョイになる3ハウス、9ハウス

2021/12/17
西洋占星術の基礎 0
3ハウス 9ハウス 太陽 ジョイ クリシュナムルティ
伝統占星術では、7つの惑星には、それぞれ受け持ちのハウスがあります。

1ハウスが土星、2ハウスが木星、3ハウス火星、4ハウス太陽、5ハウス金星、6ハウス水星、7ハウス月、8ハウスからは、また土星に戻って、12ハウスまで同じ順番で受け持ちます。

ハウスと惑星1

そして、7つの惑星はそれぞれのハウスでJOYの惑星になっています。

例えば、3ハウスのジョイの惑星は、月です。

JOY.jpg

3ハウスはデア(ディアーナ、月の女神の名前)、月の神殿と呼ばれてきました。3ハウスに通信の意味があるのは、そのためです。

オポジションの9ハウスのジョイは、太陽。1日で一番暑いのは、正午ではなくて午後2時ごろですよね。ですので、天頂をこえた9ハウスで、太陽がジョイになっています。

3ハウスと9ハウスには、同じく『旅』の意味があります。月は、訪れたと思ったらすぐ旅立ってしまう。なので、旅行・旅人の表示になります。

そして、3ハウスを受け持っている火星にも、旅の意味があります。(Kuni.Kawachiさん『星の階梯Ⅰ』より)

9ハウスは、ただの旅ではなく、もっと精神的な旅というか、『真理を求める旅』的なハウスでもあるのではないか、とKuni.Kawachiさんは書いています。

では、宗教とは何か?それは探求である。神聖なるものを見出し、聖なるものに出会うために、自分の注意のすべてを注ぎ、全身全霊を捧げる<探求>である。それが起こりうるのは、ただ思考という騒音から解放されたときだけであり、心理的、内面的に思考や時間が終焉したときだけである。…

聖なるもの、神聖なるもの、真実なるものが存在できるのは、完全な沈黙があるときだけであり、頭脳自体が思考をしかるべき持ち場につけたときだけである。そのはかりしれない沈黙から、神聖なるものが生まれる。

(『生の全体性』より)

私の心の師、クリシュナジーの言葉ですが、まさにこういうものを探求する意味があるのが9ハウスではないかと。真理を探求する旅ですね。






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 エル
Admin:  エル
天秤座、夜明け前の生まれです。

18世紀頃まで、ホロスコープは四角形で描かれていたそうです。

自分のMCサビアンが『A man before a square with a manuscript scroll before him.』
(一人の男が巻物を手に四角形の前にいる)
ルディア氏はこの四角形を曼荼羅と訳しましたが、もしかしてホロスコープのことだったのかもしれません。

Kuni.Kawachiさんの元で伝統占星術を勉強中。
西洋占星術の基礎