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超繊細さん文豪ホロスコープ

2021/06/30
西洋占星術 0
HSP 有名人ホロスコープ
世界や日本の文豪、作家のホロスコープを解読しているブログを
見つけました。

文豪とホロスコープその21 萩原朔太郎 - 文豪とホロスコープ

萩原朔太郎は日本の詩人です。 代表作は『月に吠える』『青猫』など。 群馬県の医者の息子として生まれました。 1日に生まれた長男だから、朔太郎と名付けられたそうです。 小さい頃は甘やかされて育てられ、超恐がりで、 小学校時代から気が弱くていじめられっこだったそうです。 大学には何度も入学したものの、何度も落第してしまいした。 原因は人間関係だったそうです。 ですが、詩人としては認められることができました。 萩原朔太郎で詩以外に有名なのは、 かなりの人見知りだったこと、 かなあと思います。 本人も『僕の孤独癖について』という文中で語っています。 昔から一人で過ごす方が気が楽、 と言っているわりに、…

 


やはり、自分が好きだった作家さんのホロスコープは興味深いですね。

なかでも、萩原朔太郎。
若い頃、よく読んでいました。

太陽は蠍座なんですね。出生時間は不明なので
正午で作成。

萩原朔太郎
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萩原朔太郎(4区分他)

思ったより偏りは、少ない感じですね。
太陽、水星が入っているので、蠍座の気質は強いほうだと思います。

内面的には、孤独をかかえていた人だったのかもしれないけど、
室生犀星とは、生涯、親友の仲だったし、
当時の文豪たちとも、交流があったみたいです。

このブログ主さんも書いていますが、
蠍座水星と海王星、冥王星がオポジション。

蠍座の水星はけっこう慎重派で、人に容易く心を開かないのですが、

それが海王星、冥王星で増幅されている感じですね。

水星と海王星は、話している間もあれこれ想像とか妄想することが好きで、

水星と冥王星は、人の気持ちを先読みすぎて苦しむことが多いというか、

そんな感じがします。

相手の気持ちや感情を気にしすぎて、人と一緒にいるのが苦痛に感じる。

前述した『僕の孤独癖について』でも、だいたいそういうことが書いてあります。



萩原朔太郎の詩はけっこう独特で、

神経質で、病的なほど繊細と評されています。


そうだったんですね~。
あまり評価とか気にしないで読んでたけど。

金星期に読んでいた記憶があります。
何か惹きつけられるものが、
あったんだと思います。

なかでも、一番好きだった詩。
『風船乗りの夢』 (詩集『青猫』より)です。


夏草のしげる叢から

ふはりふはりと天上さして昇りゆく風船よ

籠には旧暦の暦をのせ

はるか地球の子午線を越えて吹かれ行かうよ。

ばうばうとした虚無の中を

雲はさびしげにながれて行き

草地も見えず 記憶の時計もぜんまいがとまつてしまつた。

どこをめあてに翔(か)けるのだらう

さうして酒瓶の底は虚しくなり

酔ひどれの見る美麗な幻覚も消えてしまつた。

しだいに下界の陸地をはなれ

愁ひや雲やに吹きながされて

知覚もおよばぬ真空圏内にまぎれ行かうよ。

この瓦斯(ガス)体(たい)もてふくらんだ気球のやうに

ふしぎにさびしい宇宙のはてを

友だちもなく ふはりふはりと昇つて行かうよ。



この詩を読んでいると、不思議と脳裏に浮かんでくる曲があって、

サティ、ジムノペディ第1番。

 

朔太郎氏は、学童期に各地を転々とし、サティもまた、子供の頃に度重なる転居を強いられたそうです。

朔太郎氏は、月と天王星がスクエア。
サティは、月が天王星とコンジャクションしています。

意外と、共通点があるものですね。







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 エル
Admin:  エル
天秤座、夜明け前の生まれです。

18世紀頃まで、ホロスコープは四角形で描かれていたそうです。

自分のMCサビアンが『A man before a square with a manuscript scroll before him.』
(一人の男が巻物を手に四角形の前にいる)
ルディア氏はこの四角形を曼荼羅と訳しましたが、もしかしてホロスコープのことだったのかもしれません。

Kuni.Kawachiさんの元で伝統占星術を勉強中。
西洋占星術