今世でやりとげたいことは、月のノードの前に太陽をみる
これは自分のネイタルチャートなのですが、ASC、水星、火星、月、土星、木星、DSCとハード多めです。

具体的に言うと、かつて犯罪にまきこまれて殺害された方や、何か集団のリーダーとして闘い敗北した方などにノードとの困難アスペクトが多く見られます。
あるいは長期にわたる魂の癖が原因で、何度も同じ失敗を繰り返して来られた方か。
そのような方々は過去の傷が深いということであり、「足枷がある」と言うよりは「深い傷を負っている」という表現が正しい気がします。
私の場合は、長期にわたる魂の癖の方でしょうか。何度も同じ失敗を繰り返してきたせいなのかわかりませんが、MCと過去世のヘッドがコンジャクションしています。
【質問】 ドラゴンテイルと太陽・月がスクエアアスペクト、の意味
Q.もしもテイルが示す方角が今世の向かう場所なら、テイルと自身の太陽月と共にスクエアアスペクトである場合、それはより困難なものを意味しているということでしょうか。A.確かにヘッドやテイルにハードアスペクトを持つ方は、重い過去世を経験して、解消することが困難な傷や癖を背負っている方であると言えます。焦らずゆっくり治していくことが必要となります。今世の目標はホロスコープ全体を読みこんでください。空様へ、ご...
「今世で何を成すべきか」
ということを知るには、ヘッド・テイルを調べる前に、まず目先の目標である「太陽」や「MC」を分析したほうが早いかもしれません。
目先の目標『太陽』は、
天秤座30度 『哲学者の頭にある知識の3つのコブ』
(松村潔さん解釈)この度数の持ち主は、深い意味で、こうした人間性や人格の完成を目指している人だといえよう。非常に深い哲学性と、理想を実現しようとする姿勢。人間にとってあるべき姿とはなにかをつねに考えている。
人が何度も生まれ変わるのは、カルマがあるからとも言えますね。あるいは、何かを実現したいからなのか。若い頃に出会ったクリシュナムルティというインド生まれの哲人が、まさに自分の究極的な目標なのかな、と思います。
「私の」真理や「あなたの」真理はありません。そしてそれはいかなる道ももちません。キリスト教徒の道、ヒンドゥー教徒の道、仏教徒の道、あなたの道、私の道があるわけではありません。真理を見出すには、すべての道から自由でなければなりません。
イデオロギーは、いかに懸命にいかに注意深く考え出されたとしても、結局は危険は幻想を引き起こす。それらが右派、中道、極左、いずれのイデオロギーであろうと、すべて結局は、人間を支配する巨大な官僚機構か、強制収容所か、あるいは特定の概念に従って破壊的に人間を鋳型にはめこむかのいずれかで終わる。これが世界中で起こっていることである。
科学が発達した現代社会でも、おこっていることですね。
そのすべてを注意深く、感情抜きで、客観的に観察したら、人は、あらゆるイデオロギーを放棄しなければならないことを悟り、中身を伴う意識、つまりあらゆる葛藤、苦闘、混乱、不幸、時折の幸福などでいっぱいの、あるがままの自分が自分自身に気づき、自分自身を空っぽにできるかどうか、自問しなければならないことを悟る。それが瞑想におけるひとつの問題である。
この世に生まれる前の自分の魂は、『今度こそ!』と、理想に燃えていたのでしょうか。このホロスコープをみていると、そんな気がしてきます。
『お経は、原典だ!』と、7世紀の玄奘三蔵さんは、西方に旅立ちました。
前世の記憶も、生まれ変わる前の記憶も一切ないのですが、真理を学ぶために、あえてこの時代に生まれてきたのではないだろうか、と妄想してしまいます。
三蔵法師さんの旅は、困難を極めたのでしょうね。それにひきかえ、自分は家にいながらにして学べるのですから、ありがたい時代です。
でも、ムズカシイ。。。