Plan of the soul 魂のブループリント

宿命をあらわすアンチバーテックスは『弱みをさらけ出す』こと

2021/02/09
西洋占星術 0
サビアンシンボル バーテックス
占星術でバーテックスという感受点があるのですが、これはその人の宿命を表しているそうです。

自分で切り開く運命というよりは、集団(周り)から求められる生き方をあらわすようです。

東側のアンチバーテクスは、集団からの要求として文字通り「押し付けられる」生き方を表しています。
西側のバーテクスは、集団からの要求を受けた時の個人の反応です。

つまり、自分発信ではなく他者を主体として動く運命です。

吉野圭さんのサイトより)

私のネイタルホロスコープに、金星と海王星のコンジャクションが蠍座にあります。

そして、このアンチバーテックスも同じく蠍座にあり、サビアンシンボルが『救助される溺れた男』。

すたくろさんのサイトによると、この度数の持ち主は、『自己開示することでWIN-WINの関係性を目指す・弱みをさらけ出せる人』なのだそう。

人に影響力を発揮するために

自分の弱みを晒す事から始めるんです。



弱みを晒して、共感と信頼を得るのです。


金星と海王星は、蠍座15度なので
アンチバーテックスと同じ区分になります(サビアンシンボルは5度ずつの共通したテーマがある)

、『No. 45/72区分(蠍座11度~15度)「絆」新しい絆を通じて、新しい自分を確立する』

11度から15度の領域では、この蠍座独特の視野(価値観)を使用して

いろんなことにチャレンジしていくことになります。

(すたくろさんサイト蠍座11度より)

自分の弱みなんて、正直、人にはみせたくないですよね(汗)。

自分の野心にしたがって、古い環境を捨て、新しい体験領域に飛び込んだ人は、いままで自分を支えていた心理的な基盤を失い、非常に不安定な心身状態になる。後もどりできない旅立ちをしたにもかかわらず、言ってみれば新しい陸地の直前の海に溺れているありさまだ。誰かの助けが必要で、この救済を通じての新しい対人関係のなかに、新しい自分の生き方が見つかる。その意味で、集団参加とか、相互援助とか、なんらかの人のつながりが、非常に重要になっている度数だ。対向にあるのは、牡牛座11度の、自分の庭の花に水をやる女。これはエゴと所有欲を形成するはじまりの度数だが、蠍座11度でも、新しい自我を、人との共感のなかで築かねばならない、というテーマが課せられている。その個人のなかの最低の部分が表面化するが、この最低の部分をあらわにした形で、同情を通じて人と結びつくという状況がある。

『松村潔 サビアンシンボルより』

自分の弱みを見せることによって、人から共感を得たり、受け入れられたり、そうすることで、新しい人間関係を築いていく、ということですね。

もともと、天秤座がASC(プラス太陽)なので、人と共に生きていく運命なのでしょう。それに宿命を表すバーテックスまでもが、人との共感を表す度数。

あまりにも人に気を使い過ぎて、正直、こもっていたい派なんですが、今世のカルマが『山羊座』なので、(人と共に)社会で働く運命のようですね。


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 エル
Admin:  エル
天秤座、夜明け前の生まれです。

18世紀頃まで、ホロスコープは四角形で描かれていたそうです。

自分のMCサビアンが『A man before a square with a manuscript scroll before him.』
(一人の男が巻物を手に四角形の前にいる)
ルディア氏はこの四角形を曼荼羅と訳しましたが、もしかしてホロスコープのことだったのかもしれません。

Kuni.Kawachiさんの元で伝統占星術を勉強中。
西洋占星術