Plan of the soul 魂のブループリント

(アンチ)バーテックスから、意外な宿命が判明!?

2020/09/11
西洋占星術 0
サビアンシンボル バーテックス
集団から求められる生き方アンチバーテクス(Avt)と、それに対する自分の反応バーテクス(vt)。このバーテクスがホロスコープに反映されると、土のグランドトラインができるため、プラス水のグランドトラインと合わさって、ずいぶん浮世離れしたホロになってしまいます。

以前にも、このバーテクスにふれた記事を書いたことがあったのですが、今回はルディア版のサビアンシンボルを使って書いてみたいと思います。

アンチバーテックス 蠍座 11度
バーテックス    牡牛座 11度

蠍座 11度のサビアンシンボルは『溺れている男が救出される』

このシンボルは、基本的な感情を明らかにするものとして解釈されるべきです 個人と彼の仲間との関係の。描かれているのは、不用意に彼の深さを超えて冒険しすぎて、「二度目のチャンス」を与えられた人の経験ではなく、この「関係」の表現です。


ルディア版からの抜粋。

人は命を危険にさらして別の人を救う。これは愛であり、相互関係の鮮明な感覚によって生み出された責任感に基づいている。この愛に支えられて、個人は前に進むのにより安全になるかもしれません。しかし、この保証は、不当な大胆さと信頼につながる可能性もあります。



これで思い浮かぶのは、故三浦綾子さんの『塩狩峠』です。
三浦さんの婚約者だったクリスチャンの青年(鉄道員)が、暴走列車を止めるために、自らの命をなげうって、大勢の乗客の命を助けました。そして、何より衝撃的だったのは、これが事実だったということです。

このルディア版では、『溺れている男』とその男を『助ける人』という関係性に、注目しています。

それは、この懸念が偶然の傍観者によって行われた自発的な救助行為であっても、その部分のいずれかに対する社会全体の懸念を描写しています。このように展示された人道主義は、深い文化的ルーツを持っています。



東側のアンチバーテクスは、集団からの要求として文字通り「押し付けられる」生き方を表しています。
西側のバーテクスは、集団からの要求を受けた時の個人の反応です。

つまり、自分発信ではなく他者を主体として動く運命です。

by 『K's Fortune Laboさんの記事

松村氏は、
「その人が好むと好まざるとにかかわらず、避けられない形で出てくる人生の課題がAVとV」



もしかして、人の犠牲によって助けられた人生(過去世)があったのかもしれない。ものすごく、内向きなホロですが、人が関わる感受点に、意外な宿命(?)が隠されていました。

塩狩峠の、クリスチャンの彼の行為は、究極の自己犠牲で、たくさんの人の命が救われました。

こんな行為がこの地上で、日本で実際あったことに、心から感動を覚えます。





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 エル
Admin:  エル
天秤座、夜明け前の生まれです。

18世紀頃まで、ホロスコープは四角形で描かれていたそうです。

自分のMCサビアンが『A man before a square with a manuscript scroll before him.』
(一人の男が巻物を手に四角形の前にいる)
ルディア氏はこの四角形を曼荼羅と訳しましたが、もしかしてホロスコープのことだったのかもしれません。

Kuni.Kawachiさんの元で伝統占星術を勉強中。
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