Plan of the soul 魂のブループリント

アセンダントのサビアンシンボルは、まさにその人の本質を表す

2020/08/08
西洋占星術 0
アセンダント クリシュナムルティ サビアンシンボル
その人の本質を表すASC(アセンダント)。

(現代占星術では、ASCは『相手からみた印象』や『社会に向けて見せている表向きの顔』とみなされることが多いですが、このブログでは吉野圭さんの『魂の本質説』を採用しています)。

私のASCのサビアンシンボルは、

天秤座15度の「環状の道」です。(松村潔さんの解釈)

社会生活の安定した規則的なリズムが必要な時期に差しかかる。知識の探求のために、心身のバランスを壊してまで集中するのでなく、規則的なリズミカルな暮らしのなかで、知識が発達していく過程をあらわしている。ルーチンな規則的な生活のなかで、はじめて超越的な優れた問題を扱うことができる… …この度数の持ち主は、規則的な生活のリズムを巧妙に利用して、優れた業績や研究をする人を暗示している。のんびりしているようでいて、効率的に心身を利用できる人である。



ルーチンな生活の繰り返しの中でこそ、『超越的な優れた問題』を取り扱うことが出来る。

普通に働いているので、毎日が繰り返しの日々です。若い頃は、こんなありきたりな生き方に物凄く反発したものだけど、結婚したことによって、まさに若い頃、あんなに嫌だったルーチンの生活を送ることになりました。

あぁ、このシンボルによって、まさに自分は、こういう人生を送るべきして生まれてきたんだなと、大納得です。

吉野圭さんが言う通り、若い頃には、このASCのシンボルはわからなかったと思います(『ご自分のシンボルに違和感を覚える方へ(若い方の場合)』より)

人には、それぞれ生きる目的や意味があるのだろうけど、私の場合は、『真理の追究』なのです(汗)。

『真理は道なき大地にあり,そこに到達できるのはいかなる宗教や教派でもない』と、神智学協会の流れをくむ「東方の星教団」を解散したクリシュナムルティの言葉です。

晩年彼は、『自分の話を聞いて変化した人はおらず、人々は自分の教えを十分に活用していないし、真剣になっていない、目覚めたものは一人もいない』と、親しい人に語ってたそうだけど、それだけ真理に至る道は遠く険しいのかもしれません。

実際に、工場やお店、事務所で働きながら(大部分の人はそうですよね)、真理に到達できるのかどうか、チャレンジ中です。

自分のグランドトラインの一角、キロンも、このホロスコープの目的を示しているかな、と思います。

キロン … 魚座 11度『啓示を求めて、細い道を旅する人々』

いままでの自分よりも優れた水準をもった領域に、自分をどんな犠牲を払っても進めようとする能力がある。意識と生活の新しいレベルに入るにあたって、必要なすべてを兼ね備えている状況。あとはただ歩くだけ。この度数は、より高度に進化した人に助けられながら、先に進む人をあらわしていて、助けはあるが、しかし歩くのは自分、という状況に立たされている。



助けはあるが、歩くのは自分

あとは、ただ歩くだけ。

ルーティン(日々の業務)は悟りへの道!?(禅僧の説話より)

先日、クリシュナムルティの甥っ子さんの本を手に入れました。興味深い逸話がいくつもあったのですが、その中で、特に印象深いお話を、ご紹介したいと思います。クリシュナジーが生前、よく話してくれた説話があったそうです。その中の一つだそうです。禅の修行道場に一人の禅徒がいた。彼は、一刻も早く悟りの境地に達しようと、何時間も床に足を組んで座禅をし続けた。ところが、蒔割りや調理といった日々の務めは、時間の無駄と...

 

『師は、「お前が日々の務めも果たさず、足を組みひたすら座り続けて、涅槃に到達できるなら、私だって、瓦石を擦り合わせて鏡にすることが出来るはずだ」と、にべもなく答えた。

悟りを求めて、座禅ばかり組んでいないで、日々の業務もしっかりやれ、ということですね。

私も、ついつい日々の家事をさぼりがちになるので(汗)、
このお話を手本にしなくては。


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 エル
Admin:  エル
天秤座、夜明け前の生まれです。

18世紀頃まで、ホロスコープは四角形で描かれていたそうです。

自分のMCサビアンが『A man before a square with a manuscript scroll before him.』
(一人の男が巻物を手に四角形の前にいる)
ルディア氏はこの四角形を曼荼羅と訳しましたが、もしかしてホロスコープのことだったのかもしれません。

Kuni.Kawachiさんの元で伝統占星術を勉強中。
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