Plan of the soul 魂のブループリント

ニュートンが錬金術に魅了されたのは、聖なる存在と出会うことで宇宙の真理を会得したかったから

2020/08/03
中世ヨーロッパの歴史 0
カタリ派 スピリチュアル 錬金術
カタリ派の生まれ変わりアーサー・ガーダム医師が書いた『偉大なる異端』のしめくくりは、錬金術へのものでした。

彼とコンタクトをとっていた、13世紀のカタリ派の聖職者がいうには

真の錬金術とは、洞察の深まりによって、この地上でわれわれとコンタクトを取り続けている霊(スピリット)たちの輪郭を銀色の光としてみること、そしてイエス・キリストの姿を金色として見ることができるようになることだ。。そして、さらにそのかなたに存在するヒーリング(癒し)と善性の振動、金色の中枢(センター)を見ることが出来るようになる、いわゆる金の(スピリチュアルな)体験のことをいう。



聖なる存在と接触するための、サイキックな能力を獲得することが、本当の錬金術だったようです。錬金術師(とあえて呼ぶならば)の霊的能力に応じて、最初は銀色の輪郭(として知覚できる)存在との接触、能力があがるにつれ、キリストの霊姿といわれるものや、天使と呼ばれている存在(エネルギー)を見ることが出来るようになる。

天使は金色で現われ、その背景にも金色の光が見えるらしく、

卑金属の金への変容というのは、この錬金術師の、金すなわち、イエス・キリストや天使等の聖なる存在とコンタクトをとる、サイキックな能力への変容を表していたんですね。

ニュートンもこの錬金術に魅了された一人だったようです。近代科学の父といわれるニュートンがなぜオカルト錬金術に?と不思議になりますが、卑金属を金に変えることに夢中になっていたと考えるのは、どうなのかしら?と思ってしまいます。

それ以上のことが、じつは錬金術にあったと考えるのが、妥当なのではないでしょうか。

聖なる存在とコンタクトをとることが出来れば、この宇宙のしくみや真理を彼らから直接、教わることができるから。そう考えれば、夢中になった理由もわかるような気がします。

関連記事

Comments 0

There are no comments yet.
 エル
Admin:  エル
天秤座、夜明け前の生まれです。

18世紀頃まで、ホロスコープは四角形で描かれていたそうです。

自分のMCサビアンが『A man before a square with a manuscript scroll before him.』
(一人の男が巻物を手に四角形の前にいる)
ルディア氏はこの四角形を曼荼羅と訳しましたが、もしかしてホロスコープのことだったのかもしれません。

Kuni.Kawachiさんの元で伝統占星術を勉強中。
中世ヨーロッパの歴史